2016年6月13日月曜日

Escape R3、クランク、スプロケ交換後の感想

 フロントフォークをカーボン(composite)にし、クランクをホローテック2にしたことで、おそらく車重は10キロを切っている。そして、スプロケをクロスレシオ化し、チェーンも真新しい状態、また前輪のホイールのハブメンテをし、タイヤとチューブも新品に交換した状態で、通勤と買い物にライドしてみた。

 昼間だと不自由なく飛ばせるので、ちょっと踏んでみたが、驚くのはその軽さである。まあ、これだけ手を加えれば、違いはあるだろうと容易に想像ができるが、いつもだとかなり踏まないと35km/h巡航は難しかったのだが、30km/hぐらいの感覚で35km/hが出てしまう。もう別の自転車になっている。
 ディレーラーなどは全く速度に関係ないと言うのも良くわかった。デフォルトのSRAM 3.0で全く問題がなく、おそらくシマノのロードバーツに変えたところで、効率には何も貢献しないだろう。

 私のEscape R3の改造はこれにて終了である。週末のロングライドはこれまでも激重クランクとパワーを必要とするスプロケで150kmを6時間ちょうどで走っていたのだが、おそらく、改造が完了した今の機材であれば、150kmの感覚で乗ると余裕で200kmのライドもこなせると思う。巡航速度で2-3km/hは上がるだろうから、平坦なルートなら平均 27km/hでおそらく7時間半ぐらいで済む。朝の5時に出発すれば昼までには帰宅できるので、午後から家族サービスというのも可能になった。

チェーンの交換とホイールWH-R500のメンテ

 前回、ついにEscape R3のクランクセットとカセットスプロケットを新しくしたのだが、チェーンが古いままで新しい歯とかみ合わなかったので、新しいチェーンを装着した。購入したのは、Shimano CN-HG71、8速用のチェーンとしては最もグレードの高いチェーンである。今まではCN-HG40を使用し続けていて何の問題もなかったのだが、せっかく新しいチェーンリングにしたので、プレートがしっかりとしていてアウターリンクにメッキが施してあるCN-HG71にした。


 今回は楽天のポイントが余っていたので、楽天の送料無料のお店で1700円にて購入したのだが、在庫を置かないドロップシッピングのお店であり、さらにクロネコヤマトのDMメール便による発想だったので、日曜日に注文して土曜日の昼に届いた。おかげで一週間ほど自転車に乗れない生活を送ることになった。ほぼ全品送料無料の店はそういうことなのである。次回から発注するときには気を付けるようにしたい。

 チェーンを張るのは何度も経験があるので問題ないのだが、留意すべきはリンク数である。今回は特にクランクのチェーンリングが48-36-28Tから50-34Tになり、スプロケットも最大で32Tから26Tになっている。いろいろ算段した結果、今までは114リンクだったのを、112リンクとした。

 新しいチェーンは当然のことながら素晴らしい性能で、快適に走れるようになった。軽く試走してみた感じだと、巡航35kmぐらいはいけそうである。

 それから、以前、前輪のWH-R500をメンテする際にハブシャフトをダメにしてしまっていたのだが、補修部品(シマノ品番:Y21C03100)をようやく注文したので、組み上げた。ちょうどWH-R501
のメンテナンスをしても良いころ合いだったので入れ替えた。長持ちさせたいのでグリスを多めに入れたせいか、球あたりを攻めてもヌメヌメして回転は少し重い。



Escape R3のクランク、BB小物、スプロケの交換

 Escape R3のフロントフォークをカーボンにしたことで(前回参照)、車体のバランスが大きく変わり、後ろ側の比重が大きくなってしまった。それもそのはずで、Escape R3のクランクセットとBBは合計で1.4kgとかなりの重量級なのである。そこでこの際、クランク回りもパーツを交換することにした。
 軽量化を念頭を置くと、クランクセットの交換パーツはシマノのホローテック2の1択だろう。現在手に入るパーツとしては、105グレード以上のクランクセットである。しかしながら、新品を用意するとなると1.2万円以上するので完全に予算オーバー。車格からしても新品である必要もないので、ヤフオクでFC-RS500 というシリーズ外のクランクセットを購入しておいた。パーツの値段は送料を含めて5500円程度であった。

  ちなみに、この中古のクランクについては、出品者のオークションでの説明に「右ペダルがしぶいものの、何も不具合はありません」とあったが、実際には右ペダルを取り外そうとしてできた大きな傷がクランクに付いていた。提示されていた写真もわざわざその部分を手で隠して撮影しており、かなりグレーなものであった。どうも非力で不器用な素人さんが取り外そうと無理をしたようで、右ペダルはボルトを完全に舐めてしまったものが固着したまま送られてきた。
 まあ、私などはそのへんは職業柄、理詰めでやってしまうので、ペダルごと分解して精度の良い工具と天性のバカヂカラですぐに取り外してしまったが、正直に書いてあれば、おそらく2000円ぐらいは少ない金額で落札できた代物であった。また、走行距離は「300キロ」などとも書いてあったが、これもおそらく嘘であろう。

 少々グチってしまったが、FC-RS500は機能としては問題がなく、重量もかなり軽い上に、持っただけで剛性の高さが分かる良い製品だと思う。
 休日を待たずに金曜日に早めに帰宅し、取り付けの作業に入った。まずはあまりにも長い間、車体を洗車してなかったので、作業の前に洗車をした。おそらく1年以上はまともに洗車していなかったので、ドライブトレイン回りはドロドロのオイル汚れでひどいものであった。

 最初の作業は、2009年に購入してから7年間一度も取り外されたことのなかったクランクとBBの取り外しである。ネットの情報等に当たると、固着していたり、クランクのネジに掛かりが浅くてネジを舐めてしまったりなどがあるらしいのだが、特に問題なくクランクは外れた。

 意外だったのだが、クランクを止めていたボルトなどには乳化はしているものの、7年が経過してもグリスがまだ残っていた。







 次にBB小物であるが、これは確かに中々チカラの必要な仕事だった。まず、失敗したのが、右側のワンから取り外そうとしたことである。右側は逆ネジになっているので、それを間違えないようにと意識していたのだが、右側はBB本体のネジなので、まず左側から外さないと抜けないようになっていた。右側がいくらチカラをかけても動かないので、あきらめて左ワンを試みるとあっさりと取れて、その後に右ワンを緩めると問題なく取り外すことができた。


間違えて右のワンを外そうとしていた...

本来は左ワンから。ネジ自体はさびもなく問題なく外れた。


 しかし、取り外してみて驚いたのは、BBのサビ付き具合、そして、それにもかかわらずスムーズに良く回ることである。2009年製 Escape R3に装着されていたのはRPM BB-7420。概してあまり評判の良くない安価なパーツだと思うが、組み付けが良かったのか、元々頑丈なパーツなのかわからないが、スムーズに回転した。 ただし、軸が重いのでフライホイールをつけているのような回転の仕方であった。




 BBが錆付いていたので、ブラケット内もサビが回って大変な状態になっていた。ちょうどこの部分はフレームに入った液体が集まるようになっているので、鉄製のBBは錆びざるを得ないだろう。いずれにせよ、このままでは新しいBB小物を取り付ける気にはなれないので、パーツクリーナーで良く掃除した。


七年の月日で蓄積したサビ。フレームパイプが一点に結合する最下部であるからやむを得ないのかもしれない。

 そして、ようやくここから新しいパーツの取り付けである。
 まず、BB小物であるが、ここはあまり価格差がないのでDURA ACEグレードのSM-BB9000 をおごった。最近このBB小物の規格が変わったらしく、取り付け用のアダプター(TL-FC34)が付属していた。自分の安価な自転車工具セット(BIKE HAND)は一応、ホローテックに対応しているので、元々の工具にこのアダプターをつけてBB小物を取り付けた。直接、金属の工具がプラスチックのブラケットに当たらず、傷が付かないのでアダプターはありがたい。



SM-BB9000 。外側はプラスチックなので今度は錆つくことはない。また中空なのでとても軽い!



 そして、ついにクランクを挿入し、しっかりとトルクをかけてFC-RS500を装着した。




 この際、ということで、リアのカセットスプロケットも交換した。アウターの歯をクロスレシオし、巡行を楽にしたかったので、CS-HG50-8 type V [ICSHG508326] (13, 14, 15, 17, 19, 21, 23, 26T)を選択した。交換はいつも通り簡単に済ませた。このスプロケットは元々のカセットよりも最大の歯数(元は32T)が少ないこともあって、これも若干の軽量化。

 ところで、ディレーラーは前後ともデフォルトのものを使用している。これがフリクションで変速するレトロシフトの最高の利点の一つである。どんなチェーンリングとディレーラーであろうが、相性など全く無視できると言ってよい。もちろん、フロントディレーラーの位置をチェーンリングの48Tから50Tに合わせるためにちょっと上に付け変えただけで、めんどうな調整作業は行っていないが、サクサクと変速して全く問題ない。Escapeの改造でレトロシフトを導入しているのはおそらく、自分だけだが、ブレーキもディレーラーも買い替える必要のないレトロシフトを改造の選択肢として考えないのは、おそらく皆、ロードバイクのドライブトレインを模倣したいからなのかもしれない。コストと利便性を考えるとこれがベストなのだが、一般の人は自分の頭で考えると言うことができないのだろう。
 また、FC-RS500は11速対応だが、もちろんチェーンは8速用のナローチェーンでも問題ない。


 交換を完了して、車体を持ち上げてみたが、フロントフォークと合計で1kg以上軽くなっているので、軽くなっていることが実感できた。
 ただし、早速試走してみたものの、以前のドライブトレインはスプロケもチェーンも同時に磨耗していて調子が合っていたようで、以前のチェーンで走ると歯が噛みあわず、快適には走れなかった。やはり、よく言われるように、スプロケ等の交換と同時にチェーンも交換すべきなのだ。このまま乗り続けると新しいクランクもスプロケも古いチェーンのせいで磨耗するので、とりあえず、新しいチェーン(Shimano CN-HG71)を注文しておいた。




2016年5月30日月曜日

ダサくないサイクルウェア

 元々、サッカーがメインのフィールドである自分にとっては、サイクルウェアというものがどうも違和感があるというか、何か恰好が悪く見えてしまう。特に締ってない身体に、ピチピチの派手なシャツ、あるいは、派手な色のなんだかやぼったい感じのザ・ユニクロウェア。だいたいがそんな感じで、サッカーのユニあるいは、サッカーマンらしいおしゃれに慣れてきた自分にとっては、どうも抵抗がある。これまでもそういうわけで、サイクルウェアの典型のようなものは切ることなく、ポロシャツと半パンのようなラフな服装で走ってきた。

 しかしまあ、ポロシャツやら、普通の半パンだと、どうも服がバタついて調子が良くないのである。そこで、仕方なく自分的にダサくないウェアを購入してみた。

 まず、パンツの方であるが、これはたまたまプーマのランニングウェアで厚めの黒いピチっとしたパンツがアウトレットで安く売られていたので即購入。自分が所属していたクラブチームはプーマと専属契約していたので、サイズが分かるというのもあった。
 そして、肝心のシャツの方だが、これはアディダスで灰色の下のようなシックなデザインのものがあった。


 これに黒のパンツ、それに、パトリックの黒いSPDシューズを合わせれば、まあ悪くない感じである。すべてサッカーブランドでなじみがあるのも良い。自分はヘルメットも黒なので、まあ、普段着でもおかしくはない色合わせである。
 まあ、写真にするとこんな感じである。






















 まあ、カッコいい、ということはないが、マシではある。

安物自転車パーツのインプレッション:中華カーボンフォークと偽物スパイダーツインテール

 以前に購入した、スパイダーツインテールの偽物(以前の記事)と、AliExpressで購入した中華カーボンフォーク(以前の記事)をEscape R3に組み付けて100km以上走ったので、その感想を記録しておく。

 今回はとびしま海道と言われる、蒲刈島から愛媛県の岡村島まで行ってきた。おおよそ140kmの行程。

 まず、カーボンフォークについてだが、効果はまあまああったと思う。実感したのはスタートの際の加速のし易さと、登り坂での速度の向上。スタートは数字にはなかなか表しにくいが、速度に乗るまでの時間は確実に短くなったと思う。そして、登坂の際のスピードはおそらく+2km/hぐらいは向上したと思う。サイコンで見たところでは、いつも10km/hで登っているのような坂(これはとびしま海道ではなく、家に帰る最中にあるのだが)を12km/hで上がっている。実際、700-800gぐらい軽くなっているのだから、それぐらいは数字に出ると思われる。
 それから、肝心の強度だが、道中で一度、歩道から車道に降りる際にかなりの段差を降りてしまったことがあった。全体重がフロントフォークに加速度を付けて掛かったと思うが、まあ、なんともなかった。時間経過とともにどうなるのか、経年劣化はあると思うが、軸も振れていなし、とりあえず新品の状態では何の不具合もなかった。

 そして、シートの方はというと、こちらも悪くはなかった。特に、Escapeの標準シートはクッションがあるのは良いのだが、幅広なのでペダリングの際に若干横をすっていた。それが無くなっただけでもだいぶ快適に感じた。
 むろん、素材はプラスチックのそのままであるから、クッション性という意味ではかなり落ちている。しかし、ポジションはきっかりだしていたので、当たるのは骨盤の骨あたりで特に耐えられない痛みは生じなかった。それでもさすがに終わりの方では痛くはなるので、ちょっとずつポジションを変えながら乗った。こういうことは元々のサドルでもあったので、まあ、こんなものかと思っている。軽量になった分のメリットはカーボンフォークのインプレッションと先に挙げた、乗り出しと登坂のj効率に効いているだろう。もう少ししばらくのると、また自分の体の方がこのサドルに慣れて来て快適になるように思う。

 というわけで、Escape R3のカーボンフォーク化とスパイダーツインテールの偽物は投資額に対して効果はあり、購入して良かったと思えるものであった。



クランクとBB、スプロケットの交換

 2009年の春に購入してもう7年が経とうとしているが、メンテなしで使っているボトムブラケットはそろそろ代えても良いだろうと思う。
 特に不具合は感じていないのだが、手で回してみると回転は渋いようだし、きしむ音もする。この際だからということで、オークションでFC-RS500 という、完成車に付いてくる105グレードのクランクセットを5000円以下で落として付け変えることにした。BBはせっかくなので唯一のDURA-ACEをおごって、SM-BB9000を購入 。

 それから、最近、100kmぐらいを楽に走るようになって気がついたのだけど、スプロケットの構成が良く言われるようにワイド過ぎて後半になると巡航速度が落ちる。元々、Escape (2009)に付いているスプロケットはCS-HG40 8I aw-groupというもので、歯数は11 -13 -15 -18 - 21 - 24 - 28 - 32Tとなっている。
 私の場合、重い車体と体重のままヒルクライムも果敢に挑戦するので、軽いほうの32Tはあると便利なのだが、重いほうの11Tは激坂を下る最中か、よっぽど良い道しか使わないし、だいたいの場合は、平地でもフロント(28-38-48T)をミドルの38Tにして、リアを13-18Tぐらいで走っているのである。

 私よりも明らかに非力と思われる人たちも11Tなどのスプロケットを付けて走っているようなので、もしかするとBBの剛性や重さの問題で11Tが踏めないのかもしれないが、おそらくクランクを変えてもアウター50Tのギアでは、11Tはいらないと思われた。そこで、この際なのでスプロケットもCS-HG50-8-V [ICSHG508326]にすることにした。このCS-HG50-8-Vの構成は13 - 14 - 15 - 17 -19 -21 -23 -26Tである。重いギアはクロースにしてあり、さらに26Tがあることで山も登れるであろうという考えである。28Tでも良かったが、おそらくクランク周りの重量が元のクランクから500g軽くなるはずなので、おそらく大丈夫だと思っている。


2016年5月22日日曜日

Escape R3への投資金額

 これまでにEscape R3 (2009)の改造にどれだけ投資してきたのか、少々気になったので、消耗品を除いた主だったのパーツについてまとめておく。

Escape R3本体 ¥47,800 2009/6/21
BBB BSP-11 ROADPOST シートポスト \4,410 2011/5/23
WH-R500 ホイール \10,269 2011/5/27
BR-R463前後 \3540 2013/3/13
FSA OMEGA PSH コンパクトバー 31.8 420mm \2,970 2013/3/22
PROFILEDESIGN ARIS OS シュレッドレスステム 31.8 ブラック \3,170 2013/3/22
ダイアコンペ Wシフター  グランコンペ \3,320 2013/3/22
Retroshift/レトロシフト CXVn CX2n \13,800 2013/3/28
Dixna FPスポットクリップレスペダル \5,100 2015/7/21
無印 中華カーボンフォーク \4,246 2016/5/12

合計で\98,625。結局、安いロードバイクは買えていたということかもしれない。