2016年12月24日土曜日

Zwiftと連動できる(Watt表示できる)エアロバイク・スピンバイク

 現在、GiantのコンボセンサーとCyclotron ST、それにEscaper R3の組み合わせでZwiftトレーニングを楽しんでいるわけだが、毎回、EscapeをCyclotron STにセットするのはめんどうかなと思い、スピンバイクにワットメーターをセットすることを考えたことがあった。
 しかし、そもそもスピンバイクを購入して、さらにワットメーターを購入すると少なくとも6万円以上はする。しかも、恒常的に場所を占有してしまうわけで、結局、現状の形態に至っている。

 ところが、アルインコ等の昔からあるエアロバイクにはワット数表示があるものが多く、そのデータ出力をBluetoothなりANT+なりでトランスミットするだけでかなりの需要が見込めるのではないかと思う。そこで、実際、そういうバイクは日本で発売されているのかどうか調べてみた。
 そうしたところ、実は日本で入手できるバイクとしては、下記の二種類しかないらしいことが分かった。

Wattbike

価格: 340,000 円(税込・送料別)

 その名の通り、Watt計算によるトレーニングを主体とするスピンバイク。Model B コンピュータというものを搭載したモデルであれば、データをANT+で出力してくれる。Zwiftにも対応。



・カイザー m3i

価格: 324,000 円(税込・送料込)


 Zwift対応とは記述していないが、Watt計算機能がありBluetoothによる出力もあることから、パワーメーターとしてリンク出来れば、Zwiftでも利用できる可能性は高い。




Zwiftの対応表によれば、これら以外(Keiserは出ていないが)にも、

Body bike, connect























Cycleops, Phantom 3























Realryder, ABF8























Schwin, AC























 などなど、海外では販売されているスピンバイクはANT+に対応しているものがいくつかあるようだ。個人的には自転車の歴史にその名を刻むSchwinのものが気になる。

2016年12月23日金曜日

ZwiftでFTP test

 Cyclotron STを導入してから、ほぼ毎日のようにZwiftでバーチャルライドをしているのだが、今日は、FTP (Functional Threshold Power) testというものを行った。Zwiftで1,100円/月を支払う理由というのは、ローラー台で自転車を単純に漕ぐだけではできない、機能的なトレーニングができることにある。
 FTPの意味は多くの素人さんが、原著も読まずに解説しているが、要は、自転車競技で重要な意味を持つ(Functional)、持続的かつ強度の高い運動をどれだけの強さで維持できるかという、指標である。一瞬の高出力は専門のトレーニングを行っておらずとも、筋量の多く瞬発力に秀でた別競技のアスリート(例えば重量挙げなど)でも実現できるが、自転車競技ではそのような一瞬の力はレースで勝つためにはほとんど意味を持たない。一瞬で出力が終われば、すぐに抜き返されるからである。実際に必要な力は、高出力を出来るだけ長く出し続け、レースにおいて常にリードを維持することである。

 そのために、FTPは原意としては、45~60分維持できる最大強度のパワーとしている。Zwiftでは、20分での平均出力の95%として、それを計算する。
 具体的には、実際の計測までに、ウォーミングアップと乳酸の使い切りを含めたプレランをフルに実施するFTP testとそれを短めにしたFTP test (shorter)があるのだが、今回は時間もあったので、フルの方でチャレンジしてみた。

 実際のプロトコルとしては、20分間の低出力のウォーミングアップがあり、そこから20秒刻みの出力の段階的な変化を行う。最後に20分のFTP testがあり、一応そのあとにcoolダウンのための低出力ランがある。

 まあ、元々Escapeで実際、ローディーをぶち抜いてきたし、トレーニングなしでも250Kmぐらいはいけるので、250Wぐらいはと思っていたが、今回は音楽でも聞きながらといういうなめた態度で臨んだのが良くなかった。結果は、204W....。最終的に一時間ちょっとで29Kmを走った。
 確かに音楽を聞きながらは楽なのだけど、選曲が悪いとケイデンスが落ちるし、曲をスキップする度に手元の操作が必要でそのたびに出力が落ちていた。あとは、騒音をあまり経てないようにとインナーハイで無理なギア比を選択して、ドライブトレインで結構ロスをしていたかもしれない。
 まあ、こんなしょぼい値を出してしまい少々反省。次回は反省を生かし、もう少しマシな値になるはずである。

今回はロンドンを走った。
あと、自分はドングルを買うのが馬鹿らしいので、iPhoneにZwift Mobile Linkを起動して、センサーとBLE通信させ、パソコンとLAN経由で連動という形でZwiftしているのだが、毎回、iPhoneの置き場に困る。今回は机にiPhoneを置いた状態でライドしたのだが、イヤホンを引っ張ってiPhoneが落ちやしないかと不安になった。快適にライドするにはiPhoneを一番手近なハンドルに固定する治具が必要だ。外でライドするわけではないので、簡単なもので良い。
 一応、Amazonで調べると、クリップ的な簡易な固定具があるようだ。


 100均でもいいのだが、中途半端なものを購入して、落とせば元も子もないので、さっそく注文しておいた。



2016年12月19日月曜日

固定トレーナー GIANT Cyclotron STを購入

 トレーニングをする上での壁は主に二つある。「準備」と「危険性」である。
 特に冬場の自転車の場合は、キツイ。元々通勤に利用している自転車しか愛機が無い私の場合、ライド用のパーツ、すなわちサドルバッグ、ポンプを取りつけ、さらに寒さ対策でジャージを着るといった支度が必要になる。
 しかも、外を走れば外気温よりも低い体感気温の中を我慢して走りぬくことになる。公道を走るためには、そんな中を集中力を切らさず走らなければならない。自分自身、根性に自信がないわけではないが、仕事をした後に積極的やりたくはない。

 そういうわけで、冬場はよほどのロングライド日和でない限りは、トレーナーを利用してインドアサイクリングに徹することにした。実際は前々から考えていたのだが、つい先日、外を走って身体を冷やし、体調を崩したことが決め手になった。

 固定トレーナー(ローラー台ともいうのだろうか)は、静粛性で定評がある(らしい)、GIANTのCyclotron STを定価で購入した。35,000円成り。もう一つ、これを選んだ理由は、最近、Zwiftが個のローラー台に対応したことである。
 Zwiftとは、ローラー台の回転と連動して、仮想空間でライドが楽しめるアプリケーションである。この際、仮想空間での速度は、Zpowerと呼ばれるエネルギー出力で計算されるが、これにはあらかじめ、数あるローラー台に固有の負荷値がZwift側でキャリブレーションされている必要がある。Zwiftが対応したというのは、Cyclotron STもZwift運営側で計測され、アプリケーション内で利用できるようになったということである。
 しかも、タイミングの良いことに、ZwiftはiOS版をリリースしており、場所を選ばず、iPhoneやiPadで楽しめるようになった。インドアサイクリングを「楽しむ」環境が出来上がったのである。

  また、愛機に取り付けているセンサーはGIANTのBLE(Bluetooth LE)とANT+両対応のセンサーだったので、いつもどおり、Garmin vivoactiveはANT+で、iPhoneとのペアリングはBLEで、そのまま一つのセンサーで行うことができた。BLEは使うことがあるのかと思っていたが、今回、ありがたいことに追加投資なしで、ローラー台を購入するだけで、Zwiftを楽しめた。

Cyclotronはシンプルかつ、コンパクトなので狭い場所でも使える。

 気になる静粛性だが、確かにCyclotronの回転音よりも自転車側のドライブトレインの音の方が目立つかもしれない。ただし、Cyclotronも完全に無音というわけではなく、微細な振動がある。特に床が薄いような場合は共振して大きな音が出る気がする。実際、GIANTショップの2階で試したときは大きな音がしていた(おそらくかなり簡易な構造の建物だったからだと思う)。今回、うちには他にもマットはたくさんあるので購入しなかったが、防音マットは同時に購入した方がいいだろう。

 Zwiftの方は、一回目のライドにして七日間の無料期間を待つまでもなく、25Kmを走りきってしまい、すぐに登録することになった。$10/monthなので、1100円/月ぐらいの金額である。ちなみにiOSとwindows版で走ったが、さすがにiOSはグラフィックで劣る。しかし、実質はそんなに気にならない。何より、ストイックに独りローラー台の音を聞きながら自分と向き合う修行から開放してもらえるのがありがたいのである。

2016年12月11日日曜日

キャットアイの手厚いアフターサポート(EL-HL540の部品をいただいた!)

 先日、自転車のライト、EL-HL540を落として後ろの留め具を失い、無様な補修をした話を書いた

 しかし、どうもあの補修ではきちんと中身と外側が固定されず、自転車の振動に伴って音がしてしまう(ロードなどの自転車に乗っているとそうしたノイズはたいてい不快なものである)。そこで、どうにか留め具部分だけ得ることはできないかと、いろいろ調べてみると、キャットアイはかなりサポートがしっかりしているらしく、壊れたライトなども送料負担にはなるが、本体を送れば一部部品を交換してくれるとのそうだ。そこで、自分も販売元のキャットアイのホームページから直接問い合わせてみた。ただし、自分の場合はそのパーツだけで後は機能しているので、わざわざ本体を送ってまた戻してもらうと言うのをやるとかなり無駄な費用がかかってしまうので、その辺のことも考慮して、機能には問題がないことも申し添えておいた。

 そうすると、日曜の夜に送ったメールに対して月曜日には、すぐに返信が来た。パーツは売っていないが、無くした場合には無償で渡すので、120円切手を張った返信用封筒を送ってくれ、ということであった。
 すぐに封筒を用意し、手紙を添えて(メールの日付と部品について書いた紙を添付してくれとのことだったが、なんだか味気なかったので)投函した。

 そして、何日か後に無事にパーツを手にすることができた(株式会社キャットアイ様、誠にありがとうございます)。


 キャットアイ製品は、サイコン(CC-VT210W)、ライト(今回のEL-HL540)、尾灯(OMNI-5) を使っているが、どれも故障知らずで、普通に使っている場合には一度も壊れたことがない。[これまでに壊れたのは、LEDの改造を施したHL-EL520(改造後数年して回路が壊れた)と落として破壊された尾灯(TL-LD150-R)]
 アフターサービスもさすが日本の会社という感じで、ここで買っておけば間違いない。これからも使い続けるだろう。


スパイク更新(パラメヒコライト15 HG)

 先日、悪天候の中での試合をしたところ、これまで愛用してきたパラメヒコライト12 HGがついに使用不可能と思えるほど破損した。そこで、久しぶりにスパイクを新調することにした。2013/9/23に発注した記録があるので、このスパイクは3年使用したことになる。

 この12 HGの前もパラメヒコライトだったのだが、また新しく購入したのもまたパラメヒコライト。今度は12からちょうど3世代進んで、パラメヒコライト15 HG。他のプーマのシューズがどうも魅力的に移らないというか、オーソドックスなタイプのシューズしかしっくりこないのだ。また、価格もこのパラメヒコライトの魅力で、15 HGは今回、3,500円で買えてしまった。

 実は今回、購入するにあたって知ったのだが、パラメヒコライトには、"HG SP"、"HG JP"、そして今回の"HG"、の三種類あることが分かった。端的に言えば、上から順にトップモデル、ミドルモデル、テイクダウンモデル、という感じである。
 トップモデルの"HG SP"はすべてカンガルー皮で日本製、"HG JP"はアッパー(つま先部分)はカンガルー、それ以外は牛皮で日本製、"HG"はアッパーはカンガルー、それ以外は人工皮革で中国製である。トップモデルはネットの安売りでも9,000円ぐらいするのだが、オールカンガルーレザーで手工の優れた日本製と、アッパーのみカンガルーであとは人工皮革の大量生産中国製では価格差がニ倍以上あってもしかるべきか。
 しかも配色がグレード間で異なるので、同じパラメライトといっても安いシューズと高いシューズはすぐに分かってしまうのである。

 SPとJPはソールがツートンカラーだが、"HG"は一色のみ。やっぱり簡素化されている感がある。まあ、機能と関係ないので別にいいのだけど。

 



 デザインはだいたい前のモデル(12 HG)と同じようだが、ヒール部分の皮がえぐるようにプラスチック材が出ているのと、シュータンとヒールの内側の素材が変わっている。12はシュータンがウレタンで、ヒールが人工皮革だったのだが、今回はシュータンが弾力のあるビニル素材でヒールがフィット感のあるウレタン素材になっていた。どちらも自分好みの変更なので嬉しい(特にヒールの素材は重要)。
次の12/18の試合から使用予定なので、来週あたり昼の練習で馴らしてみようと思う。


2016年12月10日土曜日

古い自転車 (ワニ製作所 Super Speed) のペダル・クランク周りの補修

 実家にある自転車のうちの一台は、昔、親父が通勤に使っていたスポルティーフ風のものだ。今は特に用途もなく倉庫に眠っている。しかし、以前に実家に帰った際に乗ってみると普通のママチャリよりは走り易いことが分かったので、これからは実家でのポタリング用自転車にしようと思っている。
 ただし、この自転車のペダルは前回20Kmほど走った際に、ペダルが逝かれていることがわかったので、まずはペダルを交換する。

 新しいペダルは三ヶ島のCT-LITEという製品にした。全てアルミでできていて、感想としては一言、「きれい」。手で回してみた感じもスムーズで問題ない。明らかに以前のベアリングが逝かれた古いペダルよりも効率は良くなるだろう。



 パッケージの写真のみでペダル自体の写真を撮り忘れたが、このペダルはアルミ製で、ピカピカという言葉が本当にしっくりくるほど、きれいな金属で出来ている。このペダルが1,700円程度で購入出来てしまうのが信じられないぐらいだ。



 これがワニ製作所のSuper Speed(SS)である。おそらく80年代後半から90年代前半に作られたものと思う。


 問題の右ペダルである。一応、シマノ製。踏み込むとベアリングが逝かれているのか、カリカリと音がする。手で回してみてもおかしいのが分かる。もう30年も時間が経っているのだから当然かも知れない。


 しっかりとトルクの掛かるペダルレンチで取り外し、交換する。



 交換後はこうなった。元々、シルバーの車体だったので、アルミ地のペダルが良く似合うと思う。ただし、ペダルのCT-LITEは本当にピカピカで新しさという部分では、古めかしい車体とは対照的ではある。

 実はペダル交換はここまでで簡単に終わったのだが、ペダルの異音が無くなると、どうもボトムブラケットも何か様子がおかしいことがわかったので、分解してみることに。
 

 クランクを外して分解してみると、BBはやはり昔ながらのカップアンドコーンのベアリングになっていた。どうも締め付けが不十分でぐらぐらしていたようなのだが、長年、何もメンテナンスしていなこともあって、ちょっと締め直しただけではスムーズには回りそうになかった。


 開けてみるとやはり、グリスは無くなっていてサビなのか汚れなのか分からなくなったひどいパーツが出てきた。
 幸い、洗浄してやるとサビは回っていなかったので、グリスを十分に入れて元に戻した。しかし、やはりグリスが少ない状態ですっと使い続けたせいで、分解前よりは幾分マシになったものの、
いくら調整してもスムーズには回ってくれなかった。この部分に関してはカートリッジ式のShimano BB-UN26あたりを導入したいところだ。

2016年11月24日木曜日

ここまでのEscape R3 (2009)の改造まとめ

 唐突だが、こつこつ改造を重ねてきたわがEscape R3 (2009)について、交換した部品について、交換した順にまとめておく。



交換箇所交換パーツ価格発注日
シートポストBBB BSP-11 ROADPOST 27.2mm\4,4102011/05/23
ホイールSHIMANO WH-R500/501
WH-R500-F/R
WH-R501-R
WH-R501-F

\10,562
\5,098
\4,731

2011/05/27
2012/09/30
2014/11/15
ブレーキSHIMANO BR-R463 90mm(F/R)\3,5402013/03/13
ブレーキレバーRetroshift CXVn CX2n\13,8002013/03/28
シフターDIA-COMPE GC-W-shiftLever\3,3202013/03/22
ハンドルステムPROFILEDESIGN ARIS 31.8 83x80mm\3,1702013/03/22
ハンドルFSA OMEGA PSH コンパクトバー 31.8 420mm\2,9702013/03/22
コラムPROMAX AW-08-10 OS\8002013/03/22
ペダルDixna FPスポットクリップレスペダル\5,5082015/07/21
コラムキャップDIA-COMPE AL TOP CAP\2802013/03/22
フロントフォークKANGQI SPORTS Front Fork Carbon fibre\4,2602015/05/09
サドルVERTU 軽量メッシュサドル\7502016/05/11
クランクSHIMANO FC-RS500(中古)\4,6002016/05/24
クランクBBSHIMANO SM-BB9000 (68mm)\3,1052016/05/25
スプロケットSHIMANO CS-HG50-8-V 13-26T\2,4582016/05/29
合計 \73,362 

 その他にボトルケージ、センサー類、ミラー、ライトを追加している。
 デフォルトなのは、フレーム、前後のディレーラー、ホイールのクイックレバー、シートクランプぐらいか、
 最近はあまり他の人のEscapeの改造方法を見ていないが、おそらくレトロシフトと中華カーボンフォーク導入を行った者は私だけだろう。
 この愛機の改造方針は、レトロシフトによるところが大きい。他の人たちはいろいろ無理をしてドロップハンドル化をしているようだが、Vブレーキ対応のレトロシフトに改造するだけで、ほとんど何も改造する必要がなくなる。しかも、レトロシフトは本当に自由度の高いパーツで、シフターをフリクションのものにするだけでデフォルトのディレーラーをクランクやスプロケットの相性を気にせず使い続けることができる。実際、すでに車体の購入から7年が経過し、ディレーラーも交換しても良いのだが、全く問題なく動くのでそのまま使用している。シフターの調整メンテナンスがほとんどいらなくなるのも利点の一つである。

 つい最近、長年の懸案だったフロントフォークをカーボンにして、もう改造するパーツは無くなったと思う。軽量化という点ではデフォルトから2~3Kgぐらいは軽くなっているはずだ。
 いずれにせよ、ほぼ毎日通勤で乗りながら、たまに思い出したようにロングライドに繰り出すという、頻度の高い仕様にも耐え、快適で楽しい旅に連れて行ってくれる理想的な愛機である。

2016年11月13日日曜日

CATEYE HL-EL540の補修

 金曜日の夜、駅前で飲み会があり、自転車で出動したのだが(飲まないので)、帰る途中にワイヤー錠を落としてしまい、ライト(CATEYE HL-EL540 ECONOM FORCE [エコノム フォース])を外して
探した。
 ワイヤー錠の方は幸いすぐに見つかり、HL-EL540を再び取りつけて走り出したのだが、取り付けが不完全で不覚にも今度はHL-EL540の方を落としてしまった。HL-EL540は強力なライトなのだが、その分重量があり、外栓がはずれ、さらにリフレクターとカバーが分解してしまった。外灯はある道だったのだが、最初、リフレクターとカバーが外れただけかと思い、外栓を拾い忘れた。当日も途中で気づいて戻ったのだが、暗くて探しきらず、朝になってもう一度探したが見つからず、無くしてしまった。

 ブラケットの方も傷ついて、取り外すためのノッチが取れてしまった。今後は電池交換の際にはブラケットごと取り外すか、外栓を抜いて中身を取り外すしかない。

 CATEYEのサイトを見たのだが、ブラケット等の部品は売っていても、外栓などの補修パーツは売っていないようで、仕方なく外栓については自作した。自作といっても、ちょうど中国行きの際に使ったSIMカードのガワがあったので、これを切りぬいただけ。こんなものでもちゃんと固定されるし、むしろ軽量化という意味で少し貢献。

ブラケットとの接続部分は落ちた際にひどく傷ついた。固定はできるが外すときには、外す際のノッチが折れいてドライバーなど先が細いもので押す必要があり不便。
中国高速移動のSIMカードで代用。カラフル。SIMカードの素材なので加工しやすかった。補修部品としては他のもっと分厚いプラスチックカードの方が良かったが、最近処分したばかりで、不要なものが無かった。

2016年11月10日木曜日

TIOGA Spider Twintail もどき(VERTU CCAV-S)の補修

 以前にEscape R3に軽量サドル、TIOGA Spider Twintail もどき(VERTU CCAV-S)を購入して取り付けた。すでに、使用し始めてから半年が経つのだが、先週末に50Kmぐらいの短いライドをしたところ、急にギシギシと異音がするようになってしまった。

 元々作りは荒くて、レールとシートの接合部分に遊びがあったのだが、そこが振動などで広がってしまい、プラスチックがきしむたびに音がするようになってしまったらしい。

シートとサドルの接合部分。特に何かで固定されているわけではない。
1,000円以下で購入したチープなものなので、もう一度買い直してもいいかと思ったが、どうも製品の品質にばらつきがあるらしく、新しいものが同等のものとは限らない(現在のものは幸いにもきしみ以外は特に不具合はない)。そこで、少し補修をすることにした。

 やることは単純で、シートとレールの前側の接合部分にプラスチック補修材(プラリペア)を流し込み、余剰の空間を埋めるだけである。

 プラリペアは粉末上のポリマーと重合剤を混ぜることで固まるので、粉末をシートとレールの接合部分に入れ込み、上から重合剤を滴下した。中までしっかり固まるように二回に分けて行った。


 その結果、しっかりと固まってまったく動かなくなった。実際に乗ってみてもきしみ音はもちろんのこと、前後に動くことも無くなった。最初からやっておいた方が良かったのかも知れないと思った。
 今回の場合、プラリペアは以前に他の用件で購入していたので、元々あったものを使った。樹脂を充てんするだけの作業なので、今回の作業には他の接着剤、パテでも良いと思う。ただ、プラリペアの材質はちょうどこのシートのものと同質で、固まった時に同化してより強固になったと思う。
 しかし、まあ、全体の品質が低いだけに、この補修でどれくらい耐用できるか要観察といったところだ。

2016年10月8日土曜日

解約したSoftbank PhotoVision TV 202HWの全画面化

約2年前に義理の両親がソフトバンクで契約してきたデジタルフォトフレーム(PhotoVision TV 202HW)、無料と言う説明を受けて契約してきたのだが、実は支払いが月々生じていたという詐欺的商法は置いておいて、契約が終了したので解約してきた。
 写真表示、テレビ自体にsimの契約は関係ないので、メールで写真を受信する機能以外は使えると期待するところだが、さすがのSoftbankは抜かりなく、simの契約が切れると画面半分は「契約をしろ」という表示が出続けるようになっている。

 ところが、これを解除する方法があるということで、Softbankに吸い上げられた本体代の元をとるためにもやってみた。

 最初に言っておくと、私は電子工作が割と好きだが、回り道をするのは嫌い。そこで、下記のページを参考に、一番最小限の労力で済む方法でやってみた。また両親はスライドショウも全画面化したいということで、テレビと合わせてすべての機能を解除することにした。なおバージョンは後で確認したのが、α28.1であった。
http://tfukui2012.blog.fc2.com/blog-entry-28.html
http://kyu.php.xdomain.jp/?itemid=505

1) まずファイルのダウンロードをしておく
必要なファイルは以下の三点

photovision_tv_function_unlocker.apk (173210氏によるテレビ機能解除用アプリ)
202hw_func_unlocker_script_5.zip (173210氏による改造ツール)
go.zp (kyo氏による上記、202hw....script_5.zipのスクリプト改変ツール)

二番目のファイルは結構探すのに手間取ったが、2chのログを丹念に調べると落ちているはず。

2) 道具を揃える
使用した道具は以下のもの

USB-シリアル変換ケーブル
ピンヘッダ
接点復活剤
適当なヤスリ
セロハンテープ
クリップ
SDカード(小さな容量で十分)

3) 適度な時間テレビを見る
 別にしっかり見る必要はないのだが、ある程度電池を放電させておいて、作業中に充電状態にさせておく必要があるので、テレビでもみて電池を消費させておく。今回は80~70%ぐらいまで消費させておいた。

4) 分解
 作業に入る。
 どこまで分解するかについては、「興味があればスピーカーをはずして...」と書いてあるものあるが、目的を達成するためだけなら作業する基盤(の裏側)が見えるところまでで良い。
最初に一番外側のフレーム全体を覆っているプラスチックカバーを外す必要があるのだが、そのための工具としては、私はたまたまiPhoneの修理道具を有していたので、それを利用した。まあ、カード類でもなんでもよい。とっかかりとして、どこかの部分に道具を挿しこんだら、あとはそれをグルッと周回さすだけ。結構頑丈な部品であるし、少々壊れても機能には関係ないのでサクッと取る。



 取れたらネジが見えるので、端の方のものだけすべて外す(鉄板が見えている場所は外す必要なし)。ネジのサイズはどれでも同じなので、これも気にせずどんどん外す。SDカードなどを挿しこむ場所にも隠れているので忘れずに外す。


 ネジが取れると、ディスプレイが簡単に取れる。まだ基盤とコネクタで繋がっているのだが、この後の作業のためにすべて外す。

5) シリアルの2箇所のホール(TXとRX)を剥離する
 シリアルアダプタを繋ぐ部分を導通のために基盤の裏側から剥離する。ここも別に何を使ってもよいが、私は紙やすりがあったので、適当に小さいサイズにしてホールの部分にあてがって削った。そんなに時間をかけずともすぐに金属部分が出てくる。後ほどこの部分の導通性が成功に関わってくるので丁寧にやっておく。

6) シリアルアダプタを繋ぐ
 シリアルアダプタを繋ぐのはかなり不格好な状態になるが、いろいろ工夫も出来る。私はこのブログを参考にさせてもらって、アダプタの先のソケットにピンヘッダを取りつけて、それを二か所のホールに押し付けた。その際、もちろんずっと手で持っておくわけにもいかないので、固定しておく必要があるのだが、いろいろ試した結果、結局クリップでピンヘッダを挟んだものをセロハンテープを長く出して、上から押さえつけるような格好で留めた。小学生の工作のような非常に不格好で、情けない感じだが、まああり合わせの道具でやるには最も簡単な方法かもしれない。


7) root化
 kyu氏のブログが参考になる。
 私が躓いたのは、まず、シリアルコネクタの設定とTeraTermの設定、デバイスマネージャとTeraTermの設定でシリアルコネクタの通信速度を設定しておくのだが、デフォルトでは9600bpsに設定されていたので、これを修正。これをしないと文字化けする。
 ACアダプタを抜いて、電源をオフにしておいた状態から、ACアダプタを指すと文字がばーっと出てくるのだが、最後のコマンドが打てる状態に中々ならなかった。もちろん、kyu氏等のアドバイス通り通電を確かめるのが良いのだろうが、持っていないし、めんどくさいのでとりあえず手持ちの接点復活スプレーを雑に吹きかけたところ、解決。

 文字が打てる状態になったら、次のコマンドを打つ。

cd /system/bin
cat sh > su
chmod 4755 su

 これで次の手順でインストールや、ファイルの書き換えなどが出来るようになる。


8) photovision_tv_function_unlocker.apk (173210氏によるテレビ機能解除用アプリ)を実行
 用意しておいたSDカードにphotovision_tv_function_unlocker.apkを入れておき、これを実行する。
 電源スイッチを入れて、また文字の洪水が収まったところで下記のコマンドを打つ。

pm install /mnt/sdcard2/photovision_tv_function_unlocker.apk

 ここでの躓きは、文字が止まるのが以外と遅いということ。途中でインタラプトすると、suになってしまい、実行してもsyntaxエラーが起きる(ただ、このことはあとで役に立った)。しっかり待つこと。


9) dpf-libs.jarのコピー
 フォトフレーム内部のjavaスクリプトをSDカードにコピー。
 このとき、なぜかsuになれない状況になったので、先の手順で偶然みつけた方法でsuになり、ファイルをSDカードにコピー
su
dd if=/system/framework/dpf-libs.jar of=/mnt/sdcard2/dpf-libs.jar
exit


10) 202hw_func_unlocker_script_5.zip (173210氏による改造ツール)をkyu氏の改変法で用いる
 もともとの173210氏のツールはADBを利用する方法だったのをkyu氏がシンプルな方法に変えてくれているので、それを利用する。202hw_func_unlocker_script_5.zipを展開したフォルダにkyu氏のgo.cmdと、吸い出したdpf-libs.jarを置き、go.cmdを右クリックして、管理者として実行。できあがったdpf-libs_mod.jarをSDカードにコピーしておく。

11) dpf-libs.jarを書き変え
 再び、suになり、元々のファイルをdpf-libs_mod.jarに置き換える。
 フォトフレームの電源を入れて緑色のLEDがついたら、以下のコマンドを入れる。今回はsuになるのは途中でインタラプトして行った。
su
mount -o rw,remount /system
dd if=/mnt/sdcard2/dpf-libs_mod.jar of=/system/framework/dpf-libs.jar
chmod 644 /system/framework/dpf-libs.jar
exit

 成功すれば、スライドショーも全画面で見られるようになる。


2016年9月11日日曜日

グラフィックボードを交換(RADEON HD 4850からHD 5450)

 つい2日前、パソコンを立ちあげたところ、BIOS起動時のメーカーロゴの画像からして無数の線が入ったようなものになり、Windows起動に際してはブルースクリーンで、パソコンが使えなくなってしまった。
  最近はiPadもパソコン様に使えるが、やはりフルのPCがないといろいろ不便なのでさしあたり原因と思われるグラフィックボードを交換することにした。

  我が家のPCは7年前に購入したDELL Studio XPS 435MTである。当時はCore i7が登場したばかりで、シリーズの中では一番下ではあったが、Core i7 920というCPUを搭載したパフォーマンスの高いパソコンであった。ハードディスクをSSDに換装したりしたのもあってか、7年経った今でもまったく問題なく快適に動くので、グラフィックボード交換だけで環境を変えずに済むのならそれが一番である。

  このパソコンが元々搭載しているグラフィックボードはATI(当時) RADEON HD 4850というボードで、これも割と高スペックなものであった。何度かゲームを楽しんだこともあったが、もう目が疲れるのですることもない。とりあえずテレビとパソコンの同時出力ぐらいが出来れば良いぐらいなので、大層なファンがついたようなボードではなく、ファンレスの安いボードに交換することにした。

  交換する新しいボードは割とすぐに選んだ。とにかく安くてファンレスでとなると、数もまあ知れたものである。
  最終的に、アマゾンで玄人志向のRH5450-LE1GB/D3/HSを注文した。¥ 3,178。 

 金曜の夜に注文したので2日で届いて、日曜日に交換した。交換の際は一度、ドライバをアンインストールし、新たに最新のドライバをインストール。HD4XXXXと、HD5XXXではどうも違うらしい。  交換後は全く問題なく、今このエントリを書いている。

交換した"ATI"RADEON HD4850

 新しく導入したHD5450は地味なもので、写真を取る気もしなかったぐらいだが、取り外したHD4850はいかにもグラボと言う感じで、なんだか名残惜しい気もした。

 ちなみに、二つのグラボの性能について言えば、Windowsエクスペリエンスインデックスの値はだいぶ下がってしまった。グラフィックス:7.3→3.6、ゲーム用グラフィックス:7.3→5.7なので、おおよそ半分ぐらいの性能か。ゲームをしたいとか、CAD用途など、ゲームや高度なグラフィックを必要とするような人なら問題があるかもしれない。しかし、私はビデオを再生する程度なので、まあこれでもまったく問題がない。




 

2016年8月16日火曜日

中国杭州への旅

学会参加のために杭州(上海の西の都市)の外れまで来ました。今回は福岡空港から上海浦東国際空港、そこからバス移動で上海虹橋国際空港、さらに中国版新幹線で杭州へ、というルートで、すべて中国東方航空のチケットで行く予定でした。

が、予定は予定に過ぎず、完全に冒険の旅になりました。福岡から飛び立つまではいつも通りだったのですが、そのあとはもう難易度が高すぎるロールプレイングゲームみたいなものでした…。
空港と駅(ダンジョン)をチケットをゲットするためにグルグル回りまくり、「ひとにきく」のコマンドを何回も使い(ただし、まともに教えてもらえない)、結局、15時半に現地に着く予定が、実際は21時でした。
準備不足と言われればそれまでですが、攻略本がないと絶対にスムーズに行かないと思います。

自分へのメモと今後の参考になればと思い、以下に注意点を記しておきます。

・浦東国際空港から虹橋国際空港までは中国東方航空のカウンターでシャトルバスのチケットがもらえるはずだが、カウンターに聞いても発券したくないのか、たらい回しにされる。乗り継ぎ時間が数時間あってもその間にすぐに時間切れになる。そうなったらタクシーで7000円ぼったくられるので、早めに諦めてシャトルバスで直接チケットを買うこと。

・虹橋空港からは飛行機ではなく新幹線になる。チケットは空港ではなく、駅のB1階の奥にある切符売り場の片隅に中国東方航空のカウンターがある(案内がないと絶対にわからない!)。そこでチケットをもらって上の階の乗り場に移動する。日本の新幹線と違い、すごい数のホームがあるのでチケットを見てゲートに向かうこと。


最後に、中国旅行は真にリアルドラクエです。ポケモン飽きたら中国へどうぞ。なかなかのスリルを楽しめます。

2016年7月31日日曜日

ロングライドの装備―ライト兼用モバイルバッテリー。

   自転車ロングライドで快適に走るためには、どうすればいいか。
  当然のことではあるが、整備をきちんとやっておくことが一番である。私は日常もロングライドも全て同じ自転車(Escape R3)を使用している。普段は長くても数キロぐらいしか走らないので、少し異音がするという感じの不具合は、ついつい放っておいてしまうのだが、100キロ以上
走るとなるとこれが気になってしまう。実際、異音というのは部品の組み付けなどに不具合があるために発せられるので、すぐに処置すべきなのである。
  一応、ロングライドにもその場で処置するために工具(マルチツール)も持っていくのだが、ライドの途中で修理するのは結構億劫である。そして、そももそほとんど使わないのに、重い工具を入れて走るのが無駄である。

  考えてみれば、自転車機材の性能を上げるために数万円を出して数百グラムを削るが、工具類や装備品の重量で数万円分の効果を無駄にしているのである。
  そうなると装備を改めて考える必要があるように思う。
  まず、ロングライドでは念のために必要な補修等に必要なものは以下が考えられる。

パンク修理セット
・チューブ×1
・ポンプ

  マルチツールはしっかりとした整備をしていれば、日帰りのロングライドではいらないのではないかと思う。実際、必要になったことは数回しかない。
   それから、昼間のライドの場合、重いライトもトンネル以外では使うことがない。逆に良く利用するのはモバイルバッテリーである。最近はGarmin Vivoactive Jをロガーとナビ(Dynamic Watch利用)両方に利用しているが、Vivoactiveはスマートウォッチとしての機能がメインであるのか、バッテリーの持続時間がそれほど長くはない。Dynamic Watchのナビ表示を制限して使っても6時間ぐらいしか持たないのである。ちょうど100キロ走ると6時間ぐらいなので、早く帰ることができれば大丈夫ではあるが、少々心もとない。推奨はされていないようではあるが、Vivoactiveの充電器は強力な磁石で張り付くようになっているので、少々の振動では外れないようになっている。私は車体にVivoactiveを取り付けるホルダーを利用しているので、充電器をはさみこめば充電しながら走行することも可能である。これは実際に200キロをこれで走ったので雨が降ったりしなければ問題ないと思われる。
  ただし、その際、モバイルバッテリーが結構重いのである。私の持っているCheeroの10400mAhのバッテリーはおそらく500g以上はある。そこで、最近購入したのは2600mAhの容量の小さなバッテリーにLEDが付いたもの。これ一本でバッテリーとライト両方が使えるのであるから、相当の重量の節約になる。いろいろ調べたところ、EasyACCというメーカーの商品が非常に良さそうだったのだが、残念ながらAmazonでも楽天でも品切れ状態であったので、とりあえず、見つかる中で最安だったものを取っ掛かりで購入してみた。購入したのは、無名ブランドの「モバイルバッテリー 2600mAh LEDハンディライト機能搭載 カラー9タイプ」というもの。なんと890円で送料無料であった。届いたものは乾電池をふた回りぐらい大きくしたサイズで、片方にUSB端子とLEDのスイッチが付いている。もう片方にLEDがついているのだが、これが結構強力なライトで、昼間のライドであれば十分な機能がある。




  次のライドには、このモバイルバッテリー兼ライトを持って行ってみようと思う。これまでのライトとバッテリーを無くしてこれ一本にするとかなりの重量を削減できる。ハンドル周りの軽さは取り回しにも大きく影響するので、疲労もかなり減らせるはずである。

このモバイルバッテリー兼ライトは、以下の楽天のお店で購入したが、Amazonでも同様の商品で安価なものがある。あとは、取り付けだが、これもハンドルにライト等を固定するホルダーがあるので、これを利用すれば良い。


2016年7月24日日曜日

Escape R3で240キロ

 まあ所詮、自己満足なのだけれど、タイトルの通り、Escape R3でとうとう240キロを走破してしまった。Escape改造に取り組んだ人たちの多くが、「ロードはEscapeとは乗り味が違う。」との言葉を残してロードバイクに乗り換える中、私はちょっと違う。貧乏なのでロードバイクをもう一台買う(しかもEscapeの数倍の値段する)余裕などなく、Escapeに乗り続けるしかないのである。

 240kmは自宅から島根県浜田市までの距離である。Stravaでフォローしている人が瀬戸内海側から日本海側までたびたび往復しているのを目にしていたので、自分でもやってみたくなった。出来るかどうかは、以前に160kmをライドしていたので、まあまあ行けるだろうとは思っていた。それも、レ―パンも履かずに160kmなので、ちゃんとしたクッション性のあるパンツを履けばケツの痛みもなく結構楽に行けるのは分かっていた。
 決行の日は7月11日、実際は気温が30℃を越える真夏日だったのだが、もう8月に入るとつらくなるだろうということで、実行に移した。

 前回、160kmで8時間ぐらい掛かったので、おそらく200kmなら10時間は掛かるであろうということで、日が暮れないうちに帰宅できるよう朝6時に出発。経路は途中までは毎回良く通る道なので特に意識もせず普通どおりに進み、途中から知らない山道に入ったが、足を使い切らないように抑えつつ、それでもまあ普通に進み、結局、何の気なしに12時頃に浜田市に到着。このとき片道の120キロを走破。そう、実は100キロちょっとの行程で、往復で200キロちょっとという計算だったのだが(ルート上はそういう数字だった)、ちょっとオーバーしていた。
 浜田駅前の大阪王将で食事を食べ、13時に復路へ。本当は海でも見て帰りたいところだったが、120kmを走ってきたので、帰りも早く帰らなければ、日が暮れてしまうのである。体力の方は足には来ていたのだが、それほど飛ばさずに来たのでヤバいほどではなかった。帰りで道に迷うと非常に辛いので、来た道を淡々と戻り(それでもちょっと間違えた部分はあったが)、無事に帰り着くことができた。いつも通り最後は大変だったが、まあそんなもんだろう。実際にやってみると240kmなど数字ほど大したことはない。時間さえあれば行けてしまう。今回の場合は移動時間は11時間ほど、休憩も入れて13時間で行けてしまった。獲得標高は5,000mぐらい。
 この日はかなり暑かったので、初めて行く道でこの距離、この時間はまずまずの結果だろう。

   私は自分で言うのもおこがましいが、職業柄、体力とそれに伴う集中力だけは平均値以上だという自信がある。今回などはその典型である。
  今回、日本海側まで行ってしまったので、次は四国か九州に行きた行きたいと思っている。

2016年6月20日月曜日

パーツ変更後のロングライド

 クランクセットとスプロケットを変更後、初めて160kmのライドに行ってきた。
 雨上がりの風の強い日で行きは、追い風に乗れたのかもしれないが、巡航速度は普通に35km。それも何も意識しなくても出てしまう。気づけば35kmと言う感じである。もし風があったとしても、今回はvivoactive Jを充電するための電池パックやらコード、それにいつもは持ち歩かない工具を入れてのライドだったので、標準装備であればおそらく37-38kmぐらいは余裕だっただろう。

 今回は母方の実家によった帰りに三次に寄り、そのまま南下して帰ったのだが、途中三次に抜けるところで一人のローディーと一緒になった。私が来た場所を言うと驚いていた。ひそかに引っ張ってもらおうと思っていたのだが、どうも私の方が早いようだったので三次まで引っ張り、君田に戻ると言う彼を見送って南下した。
 帰路の途中、白木別れを別の方面に曲がってしまい、20キロ近く余分に走って完全に心が折れた。それからケツはかなり強い方なのだが、さすがに150kmを越えてくるとゲルパッドなしではケツが痛くなるので、一枚だけ安いレーパンを買うことにした。

2016年6月19日日曜日

Giantのスピード・ケイデンスセンサー(ANT+・BLE両対応)を購入

 せっかくvivoactive Jを持っているのだから、自転車のセンサーもGPSベースの推定距離ではなく、車輪の回転による積算距離で算出した方が正確なのではないか、という職業病による病的な購買意欲と、それに伴わない財布事情により数日悩んだ結果、結局、Giantショップに行って、スピード・ケイデンスセンサー(ANT+・BLE両対応)を購入した。お値段は消費税込で4,860円。まあ、BLEとANT+対応で、このお値段であればおそらく国内では最安だろう。


 中に入っているものは本体と磁石とタイラップ。センサーだけなのでシンプル。


 本来はスピードとケイデンスのセンサーを前後に付けるようだが、タイラップを二つ別々に付けるのがスマートではなかったので、これらのセンサーを上下に付けた。とりあえずは何の問題もなさそうである。また、ケイデンスの磁石はこの場合、ペダルのシャフトに100均で購入できるネオジム磁石を付けるのが常套手段のようだが、とりあえずは付属の磁石を適当に磁力の及ぶ範囲で(非接触で)ペダルのシャフトにつけた。

 どうせvivoactive Jとの接続しかないので、本当はANT+のみ対応の3,500円のさらに安いセンサーを購入しようと思っていたが、店舗に行ってみるとBLE両対応のものしか売っていなかった。
 しかし、今、いろいろ見ていると、ZwiftがBLEに対応し始めているようで、追加のアダプターの必要がないBLE対応のセンサーを買っておいて正解かもと思いだした。
 まあ、Zwiftができるのは、またローラー台を購入してからなので、実現するかどうかなのだが、おそらく、1年後あがりには静穏なフリュード式の固定ローラー台を購入しているのではないかと思う。

 これまたネットを徘徊していると、同じくGiantから出ているCyclotron(理学研究科でこのtermは円形イオン加速器を指す)というすごい名前のローラー台が非常に静かなようで良さそう。ただし、お値段は上から二番目で最上位機種と静音性が変わらないCyclotron STで40,000円である。ただでさえ自転車趣味に視線が厳しい我が家では特別補正予算で変なことが起きない限り、購入にはかなり高い壁があることは確かである。

 

2016年6月16日木曜日

スニーカー(プーマ・コートポイント Court Point)とお別れ、プーマ・スマッシュ、ディセンダントを購入

 2013年3月8日に購入記録のある(実際にいつから履き始めたのかについては記録がない)スニーカー、プーマ・Court Pointがボロボロになり、3年と3カ月を経過した今、新しいスニーカーに交換することにした。
 シンプルなデザインでお気に入りの普段靴だったが、2年経過した頃にはすでに靴の中敷きが擦り切れて中敷きを入れ替えたり、最近は左のアウトサイドが靴底と剥離したりして接着剤で二度、三度修理を加えたりしていた。

 最後のお姿はこんな感じ。





靴底ももう少しで穴が開くところであった。
 ちなみにもう一足、日常的に履いていた黒のデルムンドがあったのだが、そちらは酔っ払って帰った日に汚したのか、いつの間にか捨てられていたようだ。最近はずっとこのくすんだコートポイントを履いていた。どちらもお疲れさまでした。

 そして、新たに投入するシューズは再びプーマのクラシカルなテニスシューズ、Smashと、安価なランニングシューズ、Decendant v3。どちらも普段履きにする。もう一度、Court Pointでも良かったのだが、前回は3,000円で買えた安いシューズがどこもSmashと同じぐらいの価格がするので、今回は少し変えてみた。
 前回も黒と白のシューズを同時期に買って履きつぶしたので、また三年ぐらい頑張ってもらいたい。Smashの方は、おそらくプーマのテニスシューズのラインナップとしては、その造作からしてCourt Pointよりも上のグレードだと思う。靴底との境目もちゃんとステッチがしてあり、丈夫そうである。3年よりは長く持つと良いのだが。