元々作りは荒くて、レールとシートの接合部分に遊びがあったのだが、そこが振動などで広がってしまい、プラスチックがきしむたびに音がするようになってしまったらしい。
シートとサドルの接合部分。特に何かで固定されているわけではない。 |
やることは単純で、シートとレールの前側の接合部分にプラスチック補修材(プラリペア)を流し込み、余剰の空間を埋めるだけである。
プラリペアは粉末上のポリマーと重合剤を混ぜることで固まるので、粉末をシートとレールの接合部分に入れ込み、上から重合剤を滴下した。中までしっかり固まるように二回に分けて行った。
その結果、しっかりと固まってまったく動かなくなった。実際に乗ってみてもきしみ音はもちろんのこと、前後に動くことも無くなった。最初からやっておいた方が良かったのかも知れないと思った。
今回の場合、プラリペアは以前に他の用件で購入していたので、元々あったものを使った。樹脂を充てんするだけの作業なので、今回の作業には他の接着剤、パテでも良いと思う。ただ、プラリペアの材質はちょうどこのシートのものと同質で、固まった時に同化してより強固になったと思う。
しかし、まあ、全体の品質が低いだけに、この補修でどれくらい耐用できるか要観察といったところだ。
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