ただし、この自転車のペダルは前回20Kmほど走った際に、ペダルが逝かれていることがわかったので、まずはペダルを交換する。
新しいペダルは三ヶ島のCT-LITEという製品にした。全てアルミでできていて、感想としては一言、「きれい」。手で回してみた感じもスムーズで問題ない。明らかに以前のベアリングが逝かれた古いペダルよりも効率は良くなるだろう。
パッケージの写真のみでペダル自体の写真を撮り忘れたが、このペダルはアルミ製で、ピカピカという言葉が本当にしっくりくるほど、きれいな金属で出来ている。このペダルが1,700円程度で購入出来てしまうのが信じられないぐらいだ。
これがワニ製作所のSuper Speed(SS)である。おそらく80年代後半から90年代前半に作られたものと思う。
問題の右ペダルである。一応、シマノ製。踏み込むとベアリングが逝かれているのか、カリカリと音がする。手で回してみてもおかしいのが分かる。もう30年も時間が経っているのだから当然かも知れない。
しっかりとトルクの掛かるペダルレンチで取り外し、交換する。
交換後はこうなった。元々、シルバーの車体だったので、アルミ地のペダルが良く似合うと思う。ただし、ペダルのCT-LITEは本当にピカピカで新しさという部分では、古めかしい車体とは対照的ではある。
実はペダル交換はここまでで簡単に終わったのだが、ペダルの異音が無くなると、どうもボトムブラケットも何か様子がおかしいことがわかったので、分解してみることに。
クランクを外して分解してみると、BBはやはり昔ながらのカップアンドコーンのベアリングになっていた。どうも締め付けが不十分でぐらぐらしていたようなのだが、長年、何もメンテナンスしていなこともあって、ちょっと締め直しただけではスムーズには回りそうになかった。
開けてみるとやはり、グリスは無くなっていてサビなのか汚れなのか分からなくなったひどいパーツが出てきた。
幸い、洗浄してやるとサビは回っていなかったので、グリスを十分に入れて元に戻した。しかし、やはりグリスが少ない状態ですっと使い続けたせいで、分解前よりは幾分マシになったものの、
いくら調整してもスムーズには回ってくれなかった。この部分に関してはカートリッジ式のShimano BB-UN26あたりを導入したいところだ。
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