ちなみに、自分の使っている ThinkPad Edge 11 0328P4Jの主なスペックと消費電力は、
CPU: Core i3 380UM 1.33GHz/2コア 18W
RAM: 8GB (シー・エフ・デー販売 Elixir ノートPC用メモリ DDR3-1333(PC3-10600) SODIMM CL9 4GB 2枚セット W3N1333Q-4G) 10Wいかないぐらいか?
HDD: 250 GB (Seagate Momentus 5400.6 9mm厚) シーク時1.54W/ アイドル時0.81W
であり、意外にもHDDはそんなに消費していないことがわかる。実際に使って見ないとわからないが、省電力化はあまり期待できないかもしれない。
購入したのは、インテルの530シリーズの120GB。インテルにしたのは、消費電力がほかのメーカーよりも低いような様子であったから。容量は出張の際に必要になるだけなので、これだけあれば十分である。このSSDの消費電力は、 動作時 195mW / アイドル時 125mWで、消費電力は8分の1程度になるはずである。まあ、しかし、数ワット程度の一部分の消費電力が改善したところで、劇的には低消費電力になるはずがない。所詮は使い勝手の向上と、移動の際の安心感が得られればそれで満足すべきだろう。
追記(2014/1/14)
実際にThinkPad Edge 11 0328P4Jに導入した。
導入はやはり、簡単。ただし、元のハードディスクからSSDにデータを丸ごと移すのに少し手間取った。
データの転送にはSATA-USB変換ケーブルをSSDに繋ぎ、EaseUS Todo Backupを使って丸ごと転送。このとき"Optimize for SSD"の設定を忘れずに。それから自分がつまづいたのは、パーティションのアクティブ化。転送するべき領域はdrvなんとかなんとかという領域と、OSの入った領域なのだが、OSの領域をアクティブ化するはずが、最初の領域をアクティブ化してしまって、起動が出来なくなってしまったのだ。なんとかゴニョゴニョしたらうまくいったので、問題は特になかったが...
外側はなんだか安そうなアルミの鋳造品。重さは計っていないが、HDDよりも軽い。シールもなんだか安っぽいが、どうせ見えなくなるので気にしない。
換装前、
換装後、
で、当然早くなっているわけだが、どれぐらい早くなったか具体的な数字を挙げると、起動時間が向上した。
電源投入からウィンドウズズが立ち上がって、カーソルのビジーマークがなくなるまでの時間が、換装前で1'26''掛かっていたのが、41"になった。実に半分の時間になったわけである。 当然今後、最適化によってまだまだ早くなる可能性があるが、十分使いやすくなった。プログラムの起動も早い。
また、容量であるが、自分の場合はノートパソコンは出張の際のサブ機としての用途しかないので、120GBでも60GB程度余裕があったので十分であった。
さらに、電力消費であるが、これについては実は期待薄の予想通り、あまり変化がないように思う。若干、ファンが回る頻度が低かったりするように思うが、持続時間は2倍ぐらい延びるということはないようである。もしも、拡張電池パックを買ったなら、持続時間に差はあるように思うが、やはりCPUとモニタの電力消費が大きすぎて、そこまで効果はないようである。
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