2014年1月6日月曜日

インテル Boxed SSD 530 Series 120GB MLC 2.5inch DaleCrest Bulk Package SSDSC2BW120A401

 iPhoneも持っている、iPadも持っている。しかし、どちらもノートパソコンの拡張性、機能性には及ばない。出張の際、必ずノートパソコンは持っていくようにしている。しかしながら、これが結構な荷物であることは間違いない。特に、仕事柄、電源がない場合もあり、ACアダプタを毎回持ち歩くのはかなりの無駄である。また、移動中の振動も気になる。そこで、省電力化と高耐久性を考えてHDDをSSDに置換することを実行した。

 ちなみに、自分の使っている ThinkPad Edge 11 0328P4Jの主なスペックと消費電力は、
 CPU: Core i3 380UM 1.33GHz/2コア 18W
 RAM: 8GB (シー・エフ・デー販売 Elixir ノートPC用メモリ DDR3-1333(PC3-10600) SODIMM CL9 4GB 2枚セット W3N1333Q-4G) 10Wいかないぐらいか?
 HDD: 250 GB (Seagate Momentus 5400.6 9mm厚) シーク時1.54W/ アイドル時0.81W

 であり、意外にもHDDはそんなに消費していないことがわかる。実際に使って見ないとわからないが、省電力化はあまり期待できないかもしれない。

 購入したのは、インテルの530シリーズの120GB。インテルにしたのは、消費電力がほかのメーカーよりも低いような様子であったから。容量は出張の際に必要になるだけなので、これだけあれば十分である。このSSDの消費電力は、 動作時 195mW / アイドル時 125mWで、消費電力は8分の1程度になるはずである。まあ、しかし、数ワット程度の一部分の消費電力が改善したところで、劇的には低消費電力になるはずがない。所詮は使い勝手の向上と、移動の際の安心感が得られればそれで満足すべきだろう。


追記(2014/1/14)
 実際にThinkPad Edge 11 0328P4Jに導入した。
 導入はやはり、簡単。ただし、元のハードディスクからSSDにデータを丸ごと移すのに少し手間取った。
 データの転送にはSATA-USB変換ケーブルをSSDに繋ぎ、EaseUS Todo Backupを使って丸ごと転送。このとき"Optimize for SSD"の設定を忘れずに。それから自分がつまづいたのは、パーティションのアクティブ化。転送するべき領域はdrvなんとかなんとかという領域と、OSの入った領域なのだが、OSの領域をアクティブ化するはずが、最初の領域をアクティブ化してしまって、起動が出来なくなってしまったのだ。なんとかゴニョゴニョしたらうまくいったので、問題は特になかったが...

  外側はなんだか安そうなアルミの鋳造品。重さは計っていないが、HDDよりも軽い。シールもなんだか安っぽいが、どうせ見えなくなるので気にしない。

  ThinkPadに入っていた Seagate Momentus 5400.6は9mm厚だったが、それより薄いSSDSC2BW120A401でもちゃんとディスクのアダプターには付く。もちろん、ぐらついたりもない。少しだけ重量も減ったので持ち運びには楽になった気がする。

 換装前、

 換装後、


 で、当然早くなっているわけだが、どれぐらい早くなったか具体的な数字を挙げると、起動時間が向上した。
 電源投入からウィンドウズズが立ち上がって、カーソルのビジーマークがなくなるまでの時間が、換装前で1'26''掛かっていたのが、41"になった。実に半分の時間になったわけである。 当然今後、最適化によってまだまだ早くなる可能性があるが、十分使いやすくなった。プログラムの起動も早い。

 また、容量であるが、自分の場合はノートパソコンは出張の際のサブ機としての用途しかないので、120GBでも60GB程度余裕があったので十分であった。

 さらに、電力消費であるが、これについては実は期待薄の予想通り、あまり変化がないように思う。若干、ファンが回る頻度が低かったりするように思うが、持続時間は2倍ぐらい延びるということはないようである。もしも、拡張電池パックを買ったなら、持続時間に差はあるように思うが、やはりCPUとモニタの電力消費が大きすぎて、そこまで効果はないようである。



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