ちょっと前から椅子のうちの1脚の背もたれがグラグラし始めていたのだが、今日のお昼にうちの奥さんがテーブルを無理やり動かした拍子に、その1脚が倒れ、ついに背もたれがボギッと折れてしまった。
写真を見てもらえば分かると思うが、肝心な荷重がかかる部分がフィンガージョイント(木材の接合部)になっているのである。当然、ここから折れた。
自分としては長年連れ添った家具で、安くても愛着があるので、修理することにした。
すぐに思いつくのは木工用ボンドで接着することなのだが、ちょっと前からグラグラしていたためか、ジョイントにはちょっと隙間ができていたので、ボンドでは不安が残る。
そこで、今回はより強力な木工用エポキシというものにしてみた。使ったのはコニシボンドのウッドエポキシ ラワン 90gセット。どうも定番の商品のようで近くのホームセンターにもあり、価格は700円ぐらい。そんなに高くはない。
エポキシなので、2液というか、2つの粘土状のパテみたいなのをこねて、当該のジョイントに埋め込み、接続する木材同士を隙間がないように力一杯押しこんだ。あふれてきたエポキシはさらに隙間に埋め込んで、しばらく待っている状態(写真)。
本当は万力などで固定したいが、大きなものなので、ビニール紐を貼り、その上からありがたい教科書などを重石にした。今のところ、ガタツキもなくいい感じではある。固まるのに時間がかかるようだが、固化すると本当に硬いらしいので、以前以上に丈夫になるとよいのだが。
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