CDデッキや、ラジオというのはスイッチ一つで再生ができるという点でパソコンより幾分、音楽への距離が近い。その点、うちは音楽から元々遠い上に、アンプにはパソコンしか繋がっていないことでさらに遠くなっているのだ。
しかし、そんな我が家でも唯一、音楽を聴く機会がある。それは、車に乗って移動する時。ロードノイズをひたすら聴き続けるよりも、音楽の方が良い。それで音楽を聴くのだ。聞くのはたいていiPhoneに入れている曲。わざわざCDを挿したりしない。Bluetooth、あるいはナビのケーブルで寛太任にiPhoneに繋がり、しかも音質も良い。
そうなのだ。iPhoneはボタン一つで再生できる、音楽への距離が近いデバイスであるのだ。それを家でもできないか。そういうときに全く便利なものが存在する。Bluetoothレシーバーがそれだ。
これは非常に単純なもので、パソコン、あるいはiPod、iPhoneなどからBluetooth経由で音楽データを受け取り、それをデジアナ変換して既存のアンプ、あるいはスピーカーへ流すだけの代物だ。しかも、以前は結構な値段がしていたが、今では3,000円を切るものも多い。
うちではBELKIN iPhone/iPod用ブルートゥース ミュージック レシーバーなるものを購入した。BELKINは一応、名の知れたオーディオメーカーでもあるらしい。
届いたものは簡単なパッケージにAVコード2種と、本体、ACアダプタ、それに説明書が入っているだけ。まあ、機能からしてそれで十分なのだ。さっそく、我が家のオーディオOnkyo INTEC 205に接続、Blutoothの接続はペアリングで特にトラブルこともなく、キーを入れる必要もなく繋がった。逆に非常にアナログな失敗なのだが、レシーバへの端子の差し込みが甘くて、カラオケみたいにボーカルだけ抜けて音が出た。しかし、それもすぐに気付いて問題なく再生できた。iPhoneはもちろんのこと、10m近く離れていて、しかも電波が届きにくいであろう足元に置いたパソコンからも再生は問題ない。
デザインもちょこんとしてかわいい。接続中は青いLEDが光っていかにもブルートゥースという感じ。これからはうちもテレビをやめて、音楽と距離が近くなるといいが....
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