2012年7月13日金曜日

WD20EARX × NEW裸族のお立ち台 CROSEU3

先日、職場のPCの内蔵HDDが壊れた。スピンアップはするものの「カッコン、カッコン・・・」という異音の後に停止するという症状であった。これまでも何度もHDDが壊れ、そのたびになんとか治してきたのだが、それらはハードディスクの中のデータがおかしくなるという、「論理障害」といわれる類のものであった。しかし、この異音はハードディスクの何らかの部品が壊れたこと、すなわち「物理障害」であることを物語っており、特にこの音は、ヘッドが壊れたときに発するものであるらしい。治すには、「分解してヘッド交換」というちょっと手に負えない(失敗したら一貫の終わりである)壊れ方であり、結局、某データサルベージ会社に10万円で依頼した。

10万円になったというのも、実はひと悶着あったのだが、その話は別にするとして、考えてみれば、バックアップをきちんと取っていれば、10万円を他に投資できたということなのだ。実際にはWestern DigitalのMyBookLiveというNASに、専用のWD SmartWareというソフトでバックアップは取っていたのだが、復元しようとすると実はフォルダ構造しかバックアップが取れていないという、信じられないことが起きていた。壊れたHDDはSegate製の欠陥ドライブBarracuda 7200.11 ST31000333ASだったのだが、ライバルメーカーWestern Digitalもやらかしてくれていたのだ。

まあ、そんなこんなで結局はWindows標準のバックアップでシステムごと全部バックアップしておくのが一番安全だと考えるに至った。
  ラボのPCは欠陥ソフトSmart Wareを使わずに、WindowsバックアップでMy BookLiveに保存するとして、家の方は前回書いたように、Corega CG-NSC1000GT(1TB)に保存しようと思っていのだが、テレビ録画に使っていることもあり、容量が厳しいと思い始めた。家のデータは主に写真・映像ライブラリなのだが、最近はフルハイビジョンで撮影していることもあり、今ですら1TBに近いデータ量となっている。また、容量と同時に転送速度もまた問題である。1000BASE-Tでも1TBのデータを流すのには、1時間はかかるのである。

そこで、やはり別途、転送速度が速く、簡便に接続できるバックアップメディアを別に用意することにした。
「簡便に」、「速く」という条件であれば、やはりUSB3.0であろう。しかし、我が家のDELL StudioXPS 435MTにはUSB2.0しかないので、ここはeSATAにすることにした。これならば数少ないUSBポートを専有せずに、しかもUSB3.0と同等の転送速度が得られる。

購入したのは将来性も考え、USB3.0も使えるセンチュリー NEW裸族のお立ち台 USB3.0&eSATA CROSEU3Sだ(Amazonで最安値を探す楽天で最安値を探す)。Amazonで¥ 4,527であった。
 また、HDDはいつものことながら、Western DigitalのWD20EARXにした Amazonで最安値を探す
楽天で最安値を探す。これもAmazonで購入しようとしたが、Amazonは一人が購入できる品数に制限があるらしく、Amazonからは購入できなかった。そこで、しかたなく風見鶏というAmazon出品会社から購入したが、なんと届いたものを開けてみるといつものCariver Greenのグリーンラベルではなく、"Recertified"、再保証品(=再生品)であった。Amazonは間違いなく正真正銘、新品を出しているので、それと同じ場所に再保証品を並べるのはおかしい。評価としてクレームを入れようとしたのだが、コメント欄には"再保証品です"と小さく書かれていたので、しかたなく普通としておいた。まあ、二度とこの店から買うことはないだろう。もし、この文章を見ている人がいれば、こういうこともあるので、Amazonの出品店から購入するのは要注意である。


 設置してみた感じはこのような感じ。Caviar Greenのラベルがないのがダサすぎるが、とりあえず、機能は果たしている。
 ちなみにeSATAを使用しても一度バックアップ取るのに、数時間はかかった。やはりEthernetでバックアップをとるのは無理なのであった。


 

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