2016年12月23日金曜日

ZwiftでFTP test

 Cyclotron STを導入してから、ほぼ毎日のようにZwiftでバーチャルライドをしているのだが、今日は、FTP (Functional Threshold Power) testというものを行った。Zwiftで1,100円/月を支払う理由というのは、ローラー台で自転車を単純に漕ぐだけではできない、機能的なトレーニングができることにある。
 FTPの意味は多くの素人さんが、原著も読まずに解説しているが、要は、自転車競技で重要な意味を持つ(Functional)、持続的かつ強度の高い運動をどれだけの強さで維持できるかという、指標である。一瞬の高出力は専門のトレーニングを行っておらずとも、筋量の多く瞬発力に秀でた別競技のアスリート(例えば重量挙げなど)でも実現できるが、自転車競技ではそのような一瞬の力はレースで勝つためにはほとんど意味を持たない。一瞬で出力が終われば、すぐに抜き返されるからである。実際に必要な力は、高出力を出来るだけ長く出し続け、レースにおいて常にリードを維持することである。

 そのために、FTPは原意としては、45~60分維持できる最大強度のパワーとしている。Zwiftでは、20分での平均出力の95%として、それを計算する。
 具体的には、実際の計測までに、ウォーミングアップと乳酸の使い切りを含めたプレランをフルに実施するFTP testとそれを短めにしたFTP test (shorter)があるのだが、今回は時間もあったので、フルの方でチャレンジしてみた。

 実際のプロトコルとしては、20分間の低出力のウォーミングアップがあり、そこから20秒刻みの出力の段階的な変化を行う。最後に20分のFTP testがあり、一応そのあとにcoolダウンのための低出力ランがある。

 まあ、元々Escapeで実際、ローディーをぶち抜いてきたし、トレーニングなしでも250Kmぐらいはいけるので、250Wぐらいはと思っていたが、今回は音楽でも聞きながらといういうなめた態度で臨んだのが良くなかった。結果は、204W....。最終的に一時間ちょっとで29Kmを走った。
 確かに音楽を聞きながらは楽なのだけど、選曲が悪いとケイデンスが落ちるし、曲をスキップする度に手元の操作が必要でそのたびに出力が落ちていた。あとは、騒音をあまり経てないようにとインナーハイで無理なギア比を選択して、ドライブトレインで結構ロスをしていたかもしれない。
 まあ、こんなしょぼい値を出してしまい少々反省。次回は反省を生かし、もう少しマシな値になるはずである。

今回はロンドンを走った。
あと、自分はドングルを買うのが馬鹿らしいので、iPhoneにZwift Mobile Linkを起動して、センサーとBLE通信させ、パソコンとLAN経由で連動という形でZwiftしているのだが、毎回、iPhoneの置き場に困る。今回は机にiPhoneを置いた状態でライドしたのだが、イヤホンを引っ張ってiPhoneが落ちやしないかと不安になった。快適にライドするにはiPhoneを一番手近なハンドルに固定する治具が必要だ。外でライドするわけではないので、簡単なもので良い。
 一応、Amazonで調べると、クリップ的な簡易な固定具があるようだ。


 100均でもいいのだが、中途半端なものを購入して、落とせば元も子もないので、さっそく注文しておいた。



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