仕事の関係で野外の池の温度を継続して測定する必要がでてきたので、いろいろ調べていたが、センサー関係の機能がワンチップで実装できる今では、ロガーと呼ばれる記録装置がほんの数千円で買えてしまう。
そんな中でも一番安いのが、Elitech RC-4。1700円(2017/2/19現在)でなんとプローブも付いて、計測回数も16000となっている。16000回も測定できるので、一時間に一回測定であれば、600日以上も測定出来てしまう。自分が欲しい機能としては、プローブだけ水中に付けた状態での一時間に一回の測定で十分なので、これでもうOK。ただし、防水でないので、その辺を少し加工した。具体的には本体はラミジップという頑丈なジップの付いたビニール袋に入れた。さらに本体は、平べったい素焼きの鉢をひっくり返した中に入れ、上にプローブを置くようにした。
作成費用は本体が1700円で鉢とラミジップ、コーキング材などを合計しても2000円程度で水中用の温度ロガーが出来てしまった。
まず、2週間ほど実際に測定してみたが、問題なく安定して作動している。ラミジップを開閉できるのでデータを取ってまたすぐに測定に戻すことができる。
それから、今回Elitech RC-4からのデータを取得する際に付属のソフトウェア"RC-4&5 conventional.exe"を使ったのだが、このソフトはMicrosoft .NETを用いて作成してあるため、パソコンの環境によっては起動できないことがあった。いろいろやってみたが、どうもエラーメッセージを見ると、
Microsoft SQL Sever Compact 3.5がないと書いてあったので、
Windows デスクトップ用 Microsoft SQL Server Compact 3.5 Service Pack 2 (https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=5783)をインストールしたところ、ビンゴ。あっさり解決してエラーメッセージはでなくなった。
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