この秋、博士課程の学生として日本に来ていた留学生が3年間の努力の末、晴れて博士号を取得して国に帰ることになった。自分は国際学会も一緒に行ったりして、かなり仲が良かったので、ボスから送別会の幹事と、何か記念品を探してくれないかと頼まれた。贈答品を探すのは前の職場の退職時以来。
最初は仕事柄、GPSなんかはどうだろうと思ったのだが、ちょっと味気ないし、自分の大学のラボにもあると言うことなので、やっぱり学者らしくペンを贈ることにした。まずは、実用的なボールペンあたりかなと思っていたのだが、同僚のおっさんが記念品としては万年筆のほうがいいんじゃないかというので、素直にそうすることにした。
もちろん、何か日本風なデザインのものがいいだろうということで考えたのだが、時間もないので前にも贈ったことがある蒔絵万年筆にすることにした。しかし、蒔絵と言っても絵柄はいろいろあるので、具体的な絵柄としては、うちの大学の以前の紋章にも使われていた鳳凰(フェニックス)にした。
鳳凰の図柄はパイロットとプラチナ、二つのメーカーから出ているが、ブランドとしては少しパイロットのほうが老舗で格式があるかなという、日本人しか分からない判断でパイロットに。
ちなみに、パイロットでは蒔絵万年筆のシリーズに「高蒔絵」と「平蒔絵」とあって、「高蒔絵」は7万円前後、「平蒔絵」は2万円前後で、かなりの価格差があります。もちろん、高蒔絵の方が豪華で格式がありますが、さすがに高すぎるので今回は平蒔絵にしました。買ったのは今回も楽天(ここから最安値はココ)で、\14600(名入れ、送料込み)でした。後から考えると、ちょっと図版はプラチナの方が良かったかも↓。
しかも、価格も半額に近い8千円前後とあって、自分用に買うならこっちかなと(ちなみに、最安値はココ)。
あ、それから、こういうめったに出ない商品を買う場合はどのショップも在庫を持っていないので、基本メーカー在庫に発注をかけることになります。その際、結構時間がかかります。今回も言われたのが直前で、結局、本人が帰国した後に学位記と一緒に送ることになりました。まあ、帰国する際に荷物が増えなくていいのかもしれないですが。
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