2016年11月24日木曜日

ここまでのEscape R3 (2009)の改造まとめ

 唐突だが、こつこつ改造を重ねてきたわがEscape R3 (2009)について、交換した部品について、交換した順にまとめておく。



交換箇所交換パーツ価格発注日
シートポストBBB BSP-11 ROADPOST 27.2mm\4,4102011/05/23
ホイールSHIMANO WH-R500/501
WH-R500-F/R
WH-R501-R
WH-R501-F

\10,562
\5,098
\4,731

2011/05/27
2012/09/30
2014/11/15
ブレーキSHIMANO BR-R463 90mm(F/R)\3,5402013/03/13
ブレーキレバーRetroshift CXVn CX2n\13,8002013/03/28
シフターDIA-COMPE GC-W-shiftLever\3,3202013/03/22
ハンドルステムPROFILEDESIGN ARIS 31.8 83x80mm\3,1702013/03/22
ハンドルFSA OMEGA PSH コンパクトバー 31.8 420mm\2,9702013/03/22
コラムPROMAX AW-08-10 OS\8002013/03/22
ペダルDixna FPスポットクリップレスペダル\5,5082015/07/21
コラムキャップDIA-COMPE AL TOP CAP\2802013/03/22
フロントフォークKANGQI SPORTS Front Fork Carbon fibre\4,2602015/05/09
サドルVERTU 軽量メッシュサドル\7502016/05/11
クランクSHIMANO FC-RS500(中古)\4,6002016/05/24
クランクBBSHIMANO SM-BB9000 (68mm)\3,1052016/05/25
スプロケットSHIMANO CS-HG50-8-V 13-26T\2,4582016/05/29
合計 \73,362 

 その他にボトルケージ、センサー類、ミラー、ライトを追加している。
 デフォルトなのは、フレーム、前後のディレーラー、ホイールのクイックレバー、シートクランプぐらいか、
 最近はあまり他の人のEscapeの改造方法を見ていないが、おそらくレトロシフトと中華カーボンフォーク導入を行った者は私だけだろう。
 この愛機の改造方針は、レトロシフトによるところが大きい。他の人たちはいろいろ無理をしてドロップハンドル化をしているようだが、Vブレーキ対応のレトロシフトに改造するだけで、ほとんど何も改造する必要がなくなる。しかも、レトロシフトは本当に自由度の高いパーツで、シフターをフリクションのものにするだけでデフォルトのディレーラーをクランクやスプロケットの相性を気にせず使い続けることができる。実際、すでに車体の購入から7年が経過し、ディレーラーも交換しても良いのだが、全く問題なく動くのでそのまま使用している。シフターの調整メンテナンスがほとんどいらなくなるのも利点の一つである。

 つい最近、長年の懸案だったフロントフォークをカーボンにして、もう改造するパーツは無くなったと思う。軽量化という点ではデフォルトから2~3Kgぐらいは軽くなっているはずだ。
 いずれにせよ、ほぼ毎日通勤で乗りながら、たまに思い出したようにロングライドに繰り出すという、頻度の高い仕様にも耐え、快適で楽しい旅に連れて行ってくれる理想的な愛機である。

2016年11月13日日曜日

CATEYE HL-EL540の補修

 金曜日の夜、駅前で飲み会があり、自転車で出動したのだが(飲まないので)、帰る途中にワイヤー錠を落としてしまい、ライト(CATEYE HL-EL540 ECONOM FORCE [エコノム フォース])を外して
探した。
 ワイヤー錠の方は幸いすぐに見つかり、HL-EL540を再び取りつけて走り出したのだが、取り付けが不完全で不覚にも今度はHL-EL540の方を落としてしまった。HL-EL540は強力なライトなのだが、その分重量があり、外栓がはずれ、さらにリフレクターとカバーが分解してしまった。外灯はある道だったのだが、最初、リフレクターとカバーが外れただけかと思い、外栓を拾い忘れた。当日も途中で気づいて戻ったのだが、暗くて探しきらず、朝になってもう一度探したが見つからず、無くしてしまった。

 ブラケットの方も傷ついて、取り外すためのノッチが取れてしまった。今後は電池交換の際にはブラケットごと取り外すか、外栓を抜いて中身を取り外すしかない。

 CATEYEのサイトを見たのだが、ブラケット等の部品は売っていても、外栓などの補修パーツは売っていないようで、仕方なく外栓については自作した。自作といっても、ちょうど中国行きの際に使ったSIMカードのガワがあったので、これを切りぬいただけ。こんなものでもちゃんと固定されるし、むしろ軽量化という意味で少し貢献。

ブラケットとの接続部分は落ちた際にひどく傷ついた。固定はできるが外すときには、外す際のノッチが折れいてドライバーなど先が細いもので押す必要があり不便。
中国高速移動のSIMカードで代用。カラフル。SIMカードの素材なので加工しやすかった。補修部品としては他のもっと分厚いプラスチックカードの方が良かったが、最近処分したばかりで、不要なものが無かった。

2016年11月10日木曜日

TIOGA Spider Twintail もどき(VERTU CCAV-S)の補修

 以前にEscape R3に軽量サドル、TIOGA Spider Twintail もどき(VERTU CCAV-S)を購入して取り付けた。すでに、使用し始めてから半年が経つのだが、先週末に50Kmぐらいの短いライドをしたところ、急にギシギシと異音がするようになってしまった。

 元々作りは荒くて、レールとシートの接合部分に遊びがあったのだが、そこが振動などで広がってしまい、プラスチックがきしむたびに音がするようになってしまったらしい。

シートとサドルの接合部分。特に何かで固定されているわけではない。
1,000円以下で購入したチープなものなので、もう一度買い直してもいいかと思ったが、どうも製品の品質にばらつきがあるらしく、新しいものが同等のものとは限らない(現在のものは幸いにもきしみ以外は特に不具合はない)。そこで、少し補修をすることにした。

 やることは単純で、シートとレールの前側の接合部分にプラスチック補修材(プラリペア)を流し込み、余剰の空間を埋めるだけである。

 プラリペアは粉末上のポリマーと重合剤を混ぜることで固まるので、粉末をシートとレールの接合部分に入れ込み、上から重合剤を滴下した。中までしっかり固まるように二回に分けて行った。


 その結果、しっかりと固まってまったく動かなくなった。実際に乗ってみてもきしみ音はもちろんのこと、前後に動くことも無くなった。最初からやっておいた方が良かったのかも知れないと思った。
 今回の場合、プラリペアは以前に他の用件で購入していたので、元々あったものを使った。樹脂を充てんするだけの作業なので、今回の作業には他の接着剤、パテでも良いと思う。ただ、プラリペアの材質はちょうどこのシートのものと同質で、固まった時に同化してより強固になったと思う。
 しかし、まあ、全体の品質が低いだけに、この補修でどれくらい耐用できるか要観察といったところだ。